【野球部】慶應打線の猛攻に追いつけず今季初黒星。優勝へ向けた明日の一戦、リベンジ果たし勝利を掴め!〈春季リーグ戦 慶大1回戦〉
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◆2021年度東京六大学野球春季リーグ戦◆
5月15日 対慶大 明治神宮球場
打者成績
位置 | 選手名・学年・出身校 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 本塁打 |
[8] | 道原(法3=駒大苫小牧) | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 |
[6] | 井上剛(コ3=佐久長聖) | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H | 柴田颯(社3=札幌一) | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 |
6 | 池田哲(コ4=小松) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H | 中莖(社4=長良) | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
[9] | 太田(コ4=智辯学園) | 5 | 1 | 1 | 0 | 0 |
[4] | 山田(コ3=大阪桐蔭) | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[3] | 東(社4=福岡大大濠) | 5 | 3 | 1 | 0 | 1 |
[7] | 宮﨑(コ3=大阪桐蔭) | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 |
[5] | 佐藤(コ3=福岡大大濠) | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[2] | 黒岩(法3=静岡) | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H2 | 片山(コ4=履正社) | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 |
[1] | 池田陽(コ2=智辯和歌山) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H | 松田(コ3=利府) | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 | 野口(コ2=東海大相模) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H | 寺嶋(コ4=東農大二) | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
1 | 小幡(観4=立教池袋) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H | 吉岡(コ3=広陵) | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
1 | 荘司(社3=新潟明訓) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H | 森村(法3=國學院久我山) | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
投手成績
選手名・学年・出身校 | 投球回 | 球数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 自責点 |
池田陽(コ2=智辯和歌山) | 2 | 54 | 7 | 2 | 2 | 6 |
野口(コ2=東海大相模) | 2 | 35 | 1 | 2 | 1 | 1 |
小幡(観4=立教池袋) | 2 | 53 | 4 | 0 | 2 | 2 |
荘司(社3=新潟明訓) | 2 | 41 | 3 | 4 | 1 | 1 |
開幕5連勝で迎えた天王山、対慶大1回戦。何としても勝利を掴みたいRIKKIOナインだったが、慶應打線は強力だった。明日に向けて悪い流れを断ち切りたい7回。2死ながらも満塁のチャンスを作ると、代打・柴田颯の内野適時安打で1点を返す。その後も東の今季3号となる本塁打や、道原が猛打賞の活躍を見せるも、反撃の狼煙を上げるには遅かった。今日の敗戦から気持ちを切り替え、明日の2回戦で逆襲を狙う。
打線が繋がらずタテジマらしさを出し切ることができなかった今試合。厳しい展開を強いられるも、控え陣が「切り札」としての活躍を見せた。
7回表、2死ながらも途中出場の片山が三塁への内野安打で巻き返しの一打を見せる。流れを引き寄せたいこの場面、代打で登場したのは三塁手の定位置争いに身を投じる吉岡。今季9打数4安打と好調なバッティングを見せる「職人」は、三遊間を鋭く抜ける安打で三塁側の雰囲気を一転する。続く1番・道原が中前打で満塁のチャンスを作ると、待望の男が復活劇を見せた。昨秋は5番打者としてタテジマの打線を支えた柴田颯。完璧な投球で立大打線を無失点に抑える慶大のエース・森田(4年=慶應)から、センター前に抜けそうな強烈な当たりで適時内野安打を放つ。攻撃陣最後のピースを埋める背番号5のサプライズは、客席を拍手で盛り上げた。
明日に向けて少しでも勢いをつけたい最終回。7回から粘りの投球で失点を1に留めた荘司の代わりに森村が死球で出塁すると、道原が猛打賞となる3打席連続安打でチャンスを拡大する。続くバッターボックスに立ったのは、今季4度目の代打出場となる中莖だ。ここまでの試合、代打としての役割を果たせず未だ無安打。積み重ねた悔しさから、「努力の男」は執念を見せる。チームメイトも認める地道な練習の成果を発揮し、左前安打で貴重な2得点に貢献した。
代打陣も含めた総力戦で、後半は粘り強さを見せたタテジマ健児。4年ぶりの優勝へ向けここで立ち止まる訳にはいかない。パワーアップした一体感で、強敵・慶大に明日こそ勝点1を取りに行く
(5月15日・三俣心葉)
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◆コメント◆
猛打賞を記録した#1 道原
「自分たちのやりたい野球ができなくて、苦しい試合になりました。(猛打賞について意識したことは、)2打席目に早打ちしてフライを上げた凡退だったとき、東さんからそういう打席はなくそうと言われました。そうだなと思い、ゴロを打つという意識をより強くしました。明日、自分たちが今までやってきた野球をしっかり出来れば勝てると思うので、頑張りたいと思います。」
代打出場で適時打を放った#5 柴田
「(今季初出場については、)怪我があけてやっとバッティングができるようになったので入れてもらったという感じです。(満塁の場面での打席は)終盤で立大が0点でしたので、とにかく打ち1点でも取ってやろうという気持ちで打席に立ちました。明日慶大に勝たないと優勝への可能性を失ってくるので、今日のことは少し忘れて明日の1戦絶対勝てるように頑張りたいです。」
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